アメリの恋愛！フレンチ映画のカワイクて共感する魅力がいっぱい。
そんなアメリの魅了がいっぱい詰まったあらすじやニノとの出会いやファッション等を詳しくご紹介します。
主人公アメリの可愛らしく感受性豊かで、ひそかに人を喜ばしたりいじめが嫌いで悪い奴を懲らしめる作戦好き。
趣味は川に石を投げてスキップさせる水切りや穀物の袋の中に指を差し込むこと等。
いたずら心あふれる性格や、ファッションが世界中で話題を呼び大ヒット作となりました。
そんな「アメリ」の人気はとどまる事なく各国で舞台化。
日本でも渡辺麻友さんが舞台でアメリ役を務め再び注目を集めました。
公開から20年近い月日が経っていますがいまだ「アメリ」の人気は健在。
特に女性はお気に入りの作品という方も多いかもしれません。
観るだけで温かい気持ちにさせる映画「アメリ」のファッションやインテリア、あらすじについてご紹介致します。
アメリ映画のあらすじ！
元軍人で壁紙を剥がす事と靴を磨く事が大好きな父親と、元教師で長風呂で手の皮がシワシワになる事とシーツの痕が顔につく事が大嫌いな母親の元に生まれたアメリ。
父親に診察をされるとドキドキしてしまい心臓病を疑われたアメリは、精神状態が不安定な母親によるホームスクールで勉強を学んでいました。
そんな環境のせいか幼い頃からアメリはとっても変わった性格に。
唯一の親友“クジラ”という名前の金魚を大切にしていましたが、ある日“クジラ”は自ら金魚鉢を飛び出し自殺未遂。
その事によって母親の精神状態が益々悪化してしまった為唯一の親友“クジラ”を手放す事に。
代わりに中古カメラを買い与えられ写真を撮る事に夢中になるものの、目の前で車の事故が発生し近所のおじさんから事故が起きたのはアメリのせいだと責められてしまいます。
相当落ち込んだアメリでしたが後に事故が起きたのは自分のせいでは無いと分かると、自分を責めた近所のおじさんに仕返しをする事を決意。
おじさんへのリベンジ！
夢中になって観ていたサッカー中継のゴールシーンでケーブルを操作しテレビが映らなくなるというアメリなりの仕返しを決行しました。
そんな少し変わった子供時代を過ごしていたアメリにある日悲劇が。
飛び降り自殺を図った女性に巻き込まれ母親が死んでしまったのです。
複雑な環境と不幸に見舞われたアメリでしたが大人になり父親の元を離れモンマルトルのカフェ“ドゥ・ムーラン”で働き始めました。
恋愛に興味があるものの人付き合いが苦手なアメリは恋人ができるわけもなく空想にふける毎日。
40年前の少年の宝箱！
そんな中ある事がきっかけで自宅の壁から40年前の少年が持ち主と考えられる宝箱を発見。
近所の人々に40年前に住んでいた人が誰なのかを聞き出しますが、最初はブルドトーという人物を探して、見つかる人はエキセントリックで変な人物ばかりに遭遇します。
そして最後に少年の名前は“ドミニク・ブルトドー”だという事が分かり、遂にその人物を見つけて連絡を取ることに成功します。
果たして宝箱を本人の元に返すべきなのか悩むアメリ。
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ニノとの出会い！ こんな場面で一目惚れするの？
一方アメリはニノ・カンカンポアという青年に出会い一目惚れ。
いったいニノのどこに恋愛反応したのか「謎」なアメリの恋心。
恋のケミストリー！
ニノが大切に持ち歩いていたアルバムを拾ったアメリは、彼と連絡を取り実際手渡すべきか悩みますが人付き合いが苦手という性格が邪魔をし中々ニノと直接会う事が出来ません。
周りの人をちょっぴり幸せな気分にする事が大好きなアメリは果たして憧れの恋人を手に入れる事が出来るのでしょうか？
所々にブラックユーモアが散りばめられたクスッと笑え心が温かくなるストーリーです。
ニノは運命の人？
アメリが恋心を抱く青年ニノ・カンカンポア。
証明写真撮影機の下に破り捨てられた証明写真を集めてアルバムに貼ってコレクションにするという少し変わった趣味を持つニノ。
人との関わりが苦手な二人の恋愛模様！
彼もまた人との関わりが苦手でアメリとは中々上手くコミュニケーションが取れません。
直接連絡取る事に抵抗を感じたアメリは場所を指定し、ニノに地面に書かれた矢印を辿らせて展望台へ導き望遠鏡を使って自分の姿を確認させるという何とも手の込んだ方法でコンタクトを取ります。
そんなアメリに対して駅に張り紙を貼ってコンタクトを取る作戦に出たニノ。
2人のやり取りはもどかしさがありながらもどこか可愛らしく思えます。
またラストの2人がバイクに乗ってフランスの街並みを駆け抜けるシーンはおもわず笑顔にさせられる名シーンの一つ。
ご覧いただけば幸せな気分にさせてくれるはずです。
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アメリのお部屋！インテリア紹介
重厚なのに少女らしさのあるしっとりとした刺激的な印象
主人公アメリの部屋はとってもオシャレでカワイイ刺激的。
壁や家具はほとんど赤で統一され女性らしさとアンティーク感が感じられます。
そんな中に緑のテレビやブルーのライトが置かれそれらが程よいアクセントになっています。
赤い壁にはゴールドのフレームに収められた数々の絵がかけられていますが、これらの絵のほとんどはドイツの画家兼イラストレーターのミヒャエル・ゾーヴァのもの。
彼の作品はアメリの部屋のいたる所に飾られており、最も印象的なのはアメリのベッドルームの中央にあるエリザベスカラーを巻いた犬の絵。
作品の中でも度々登場するので印象に残っている方が多いかもしれません。
部屋全体は赤を基調としアンティーク感たっぷりな一方で、ピローや間接照明にグリーンやブルーをアクセントとして入れて、全体のバランスを取るポイントになっています。
まるでアメリの少し奥手で可愛らしい性格を映し出しているかの様な雰囲気です。
アメリの部屋のインテリアは女性なら憧れるオシャレで可愛い要素がたっぷり詰まっているので、ぜひインテリアに注目してご覧頂きたいと思います。
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アメリのファッションの可愛らしさ！
派手なアクセサリーは一切身につけていないのにオシャレで可愛らしい雰囲気のアメリのファッション。
インテリアと同様にアメリはファッションでも赤を取り入れています。
黒のレザーコートに赤いレースのワンピースを合わせたり赤いニットに黒のスカートを合わせたり。
赤以外のファッションも登場しますが基本的にはスカート姿のアメリ。
アメリの可愛らしさを更に強調させています。
又アメリは胸元が大きく開いたトップスを着る事が多いのですがネックレスなどを一切身につけない為、よりデコルテの美しさと女性らしさが目立ちます。
そんなファッションに合わせるヘアスタイルは“おかっぱ”と呼べる様なボブスタイル。
短めの前髪と部分的に外ハネにしたスタイルはアメリの定番ヘア。
一方時にはサイドの髪をまとめてアップスタイルにしたり頭にスカーフを巻いたりとアレンジがとってもオシャレ。
アメリの様な短い前髪や切りっぱなしの様なボブスタイルを真似するとなると勇気がいりますが、アレンジ方法やファッションは参考に出来るのではないでしょうか。
ニノマチュー・カソヴィッツの監督っぷり！
ニノ演じたマチュー・カソヴィッツは俳優として活動する傍ら映画監督しても活躍を見せています。
あの有名な映画「クリムゾン・リバー」や「ゴシカ」でも監督を務め、その才能を発揮しています。
俳優と監督をこなせるなんて凄い才能の持ち主なんだなと感心してしまいましたが、彼のお父さんも映画監督だったそう。
そんなお父さんの影響を大きく受けているのかもしれませんね。
カフェ・オ・レで結ばれた二人！
私生活では自らが監督を務めた1993年公開映画「カフェ・オ・レ」に出演した女優ジュリー・モデュエシュと結婚し娘さんが一人いらっしゃるそうです。
今後も俳優、映画監督共に彼の活躍に注目ですね。
見終わったあとじんわりと心が温かくなり幸せな気分にさせてくれる映画「アメリ」
アメリ映画のあらすじとニノ！人との関わりが苦手な二人の出会いのまとめ！
複雑な人間関係が煩わしいと感じている方やお悩みをお持ちの方に特におすすめしたい作品です。
人の幸せを願う主人公アメリはとっても魅力的。
心の片隅にきっと何かを残してくれる作品なので、まだご覧になった事が無い方もぜひご覧頂きたいと思います。