J.J.エイブラハムが総指揮を務めたアメリカドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」
元CIA工作員と億万長者で天才ソフトウェア開発者が犯罪を未然に防ぐ姿を描いたこの作品は、高視聴率を収めアメリカで大変な人気を集めました。
パーソンオブインタレストは、私も大好きなドラマの一つ!
ストーリーが大変良く出来ている上、銃撃や格闘シーンの精巧さは見所満載でスリル&迫力満点なのでぜひみなさんにご覧頂きたい作品です。
設定が監視用超絶レベルのAIコンピューターと政府の陰謀を、J.J.エイブラハムテイストで一刀両断にした、スピーディに力強く心と体に響く優秀作です。
そしてそのキャスティングの見事さは作品レベルを大幅に引き上げている要因です。
パーソン・オブ・インタレストの見どころ!
個人的にはジョンとショーが元凄腕の悪の権化とも言える工作員だったはずなのに、事の重大さを目の当たりにし徐々に仲間意識を持ち始める経緯や、正義に目覚めて圧倒的な破壊スキルを発揮して悪に立ち向かう様はまるで破壊神の様!
この作品はアクションだけではなく、ヒューマン・ドラマでもあり、同時に想像もできない巨悪な陰謀が可能性として存在する姿を鋭利に描いている海外ドラマシリーズです。
それでは「パーソン・オブ・インタレスト」キャストやあらすじについてご紹介致します。
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パーソン・オブ・インタレストキャストと相関図!
パーソン・オブ・インタレストのキャストは、主役、準主役、脇役に至るまで細かいディテールの脚本や演技力、存在感までが高いレベルで生み出され散りばめられています。
その意図するところは、各々の役割をキチンとストーリーラインの端々までアンカリング(ストーリーに感情移入するための階段のような設定)することで、ストーリー全体の深みを増して相乗効果が生み出されています。
ジョン・リース役(ジム・カヴィーセル)
元CIA工作員。大切な恋人の死によって自暴自棄になっていた所、ハロルドに出会い共に働くことで自分を取り戻していきます。
常にビシッとスーツを着て冷静沈着。頭も良く戦闘能力がかなり高く魅力的。
ジェントルマンな性格でありながらジョークを飛ばすお茶目な一面も。
そんなジョンは大人の色気たっぷりで囁く様なセクシーボイス。
個人的にはジョン演じるジム・カヴィーセルの声を直接聞いて頂きたいので、字幕でご覧いただく事をお勧め致します。
ジム・カヴィーセルの出世作!
ジム・カヴィーセルと言えば映画『パッション』でイエス・キリスト役を演じ、かなり大きな話題になりましたよね。
私もこの映画観ましたが、イエス・キリストが十字架に架けられ衰弱して行く様子は衝撃的で今でも記憶に残っています。
まさかあのイエス・キリスト役がジョンなの?と驚きましたが、改めて映画を観たら本当にそうでした。まぁ当然の事なのですが‥。
『パーソン・オブ・インタレスト』でジョン演じるジム・カヴィーセルに興味を持たれた方はぜひ映画『パッション』も合わせてご覧下さい。
ハロルド・フィンチ役(マイケル・エマーソン)
天才的なソフトウェア開発者。犯罪に関わる人物の社会保障番号が検出される“マシン”を開発し、ジョンと共に犯罪を未然に防ぐ事に奔走します。
かなりの大金持ちですが、ある事件がきっかけで怪我を負って足に軽い障害が残り杖をついて歩いています。
性格はとっても穏やか。戦闘能力はありませんが持ち前の頭脳で困難を切り抜けます。
ライオネル・ファスコ役(ケヴィン・チャップマン)
NYPD刑事。ジョス・カーターのパートナー。
麻薬組織と関わりがあるいわゆる悪徳警官でしたが、ある事件がきっかけでジョンに脅され協力を強いられます。
始めは嫌々ジョンに協力していましたが、段々協力的になり頼もしい存在に。
ブラックジョーク満載の憎めないキャラクターです。
そんなライオネル演じるケヴィン・チャップマンは「コールド ケース」や「クリミナル マインド」など数々のドラマで刑事役を演じています。
見た目が刑事役にぴったりなのでしょうか。
海外ドラマが好きな方にはお馴染みの俳優さんですよね。
ジョス・カーター役(タラジ・P・ヘンソン)
NYPD刑事。一人息子を抱えたシングルマザー。
ライオネルとパートナーですが、彼とは正反対でかなり正義感が強いキャラクター。
規則違反を気にしながらもジョンに協力していきます。
ジョス演じるタラジ・P・ヘンソンは超話題作「Empire 成功の代償」で主人公の妻クッキー・ライオン役で話題を集めました。
音楽業界の裏側を描いたこの作品はかなり面白いので、興味がある方はぜひご覧下さい。
ルート役(エイミー・アッカー)
天才ハッカーでハロルドの熱狂的なファン。
始めはジョンやハロルドの敵としてかなり手を焼かせますが、ある事を目的として一致団結しチームの一員として重要な役割を果たします。
個人的には彼女の存在がチームの精神部分や最後の突破力を生み出し、最終的に機能させているように感じます。
キャラクターとしてもトリガーハッピーな面や神と繋がっているような深遠さを感じさせるところが、本当のところ悪なのか善なのかの不安定なバランスを常に持っている不思議な個性を発揮して、気がつくと気になってしょうがない存在です。
サマンサ・ショウ 通称サミーン役(サラ・シャヒ)
テロリストを排除する為の組織ISAの隊員。
国の裏切りに気づき、ジョンのチームの一員に加わります。
自分には感情が無いと思い込むかなりクールで戦闘能力がズバ抜けて高いキャラクター。
ジョン、ハロルド、ルートと共に過ごす事で心を開いていく彼女の様子をぜひご覧ください。
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パーソンオブインタレストのあらすじとは?
元CIA工作員として数々の極秘任務をこなしていたジョンは、組織に裏切られた上恋人を失い自暴自棄に陥っていました。
ある日地下鉄で若者に絡まれボコボコに倒してしまった事からNYPD刑事ジョスに逮捕されてしまいます。
そんなジョンの元にハロルド・フィンチが現れ、自らが開発した“マシン”を元に犯罪を未然に防ぐ手助けをしないかと持ちかけられ‥
ハロルドと共に悪を倒す事で徐々に生きがいを見出すジョン。
一方ハロルドが開発した“マシン”を巡り様々な陰謀が働きます。
果たしてジョンやハロルド、“マシン”の運命は?
ルートとサミーンの2人の女性が加わり話を盛り上げます。
シーズン5で完結しますが、次の展開が気になって一度観たら止まらなくなるハズ。
登場するキャラクターも魅力的なのでぜひご覧ください。
ここからはネタバレになりますので、まだご覧頂いていない方はご注意下さい。
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パーソンオブインタレスト最終回ネタバレと打ち切り!
ハロルドを守る為自ら犠牲となったジョン。
あれだけ困難を乗り越えてきただけに、ジョンの死は衝撃的でした。
ルートの死もそうでしたが‥
最期はかなりの銃撃を浴びせられたジョンでしたが、私は単純になぜ防弾チョッキぐらい着けてなかったのかと疑問に思いました。
自分が窮地に追い込まれる事分かってるハズなのに。
ジョンは元CIA工作員だったので、もしかしたら窮地を脱出してどこかで生きているの?とも思いましたが‥
あれだけストーリー展開が面白いドラマだったのに、最終回は無理矢理感があった様な少しモヤモヤが残ってしまいました。
ラストまでご覧になったみなさんはどうお感じになりましたか?
最後までハロルドを守り抜いたジョン!
マシン、サマリタン共に無くなってしまったものの
そして最後に公衆電話が鳴り、それを取ったサミーン。
もしかして社会保障番号?
次に繋がる様なラストでした。
やっぱりジョン生きてた?という様な続編が出来れば良いのですが‥
それは無理なのでしょうか。
多少無理矢理感を感じたラストでしたが、全体的にはとても面白いドラマだったと思います。
私は勝手に自分の中で観たドラマをランク付けしていますが、「パーソン・オブ・インタレスト」はトップ5に入るお気に入りの作品です。
やはり海外ドラマはどの作品を観ても中毒性が高く、どっぷりその世界観にハマってしまいますよね。
みなさんのお気に入りドラマはどの作品ですか?
ストーリーラインを盛り上げるBGMとまとめ!
J.J.エイブラハムが総指揮を務めた人気作「パーソン・オブ・インタレスト」
スリル満点なストーリー展開さながら、使用されている音楽がとってもスタイリッシュでお洒落。
ストーリーをさらにドラマティックに演出します。
個人的にはシーズン4の第11話 「戦略」で流れた音楽が印象的で、思わずiTunesで購入してしまいました。
The Glitch Mobの“Fortune Days“という曲です。
みなさんもご覧いただく中で気になる曲とめぐり合うかもしれません。
ご覧いただく際はぜひ音楽にも注目してお楽しみ頂きたいと思います。