シャーロックホームズと言えば探偵で助手のワトソンと事件を解決する事で知られ、これまで数々の映画が制作されていますよね。
そんなシャーロックホームズを題材にしたドラマ「シャーロック」をご存知でしょうか?
ドラマ「シャーロック」は2010年7月からイギリスで放送が開始され、現在シーズン4まで制作されているとても人気が高い作品です。
切れ味の鋭い洞察や観察眼で数々の難解事件をいともたやすく解決するシャーロックホームズ!
このテレビドラマで描かれているカンバーパッチのシャーロックホームズは、ひと味もふた味も違っています。
まずその鋭敏な感覚を余すところなく表現している超高速のセリフ群ですが、信じられない程の細かいディテールを集約しているような凄み!驚き!ありえないっ!といった究極レベルの演技力です!
傾向としてはこのTVシリーズがリリースされてからは、ハリウッドでも鬼才の俳優として超大作に引っ張りだこになっています。
日本でもNHKで放送され話題を集めましたが、2018年5月5日16:30からNHK BSプレミアムで再放送されており、再びこの作品のファンが増えるかもしれません。
高い人気を誇るドラマ「シャーロック」ですが、これまで制作された映画とはどの様な点に差があるのでしょうか?
ドラマのキャストも含めて映画との違いについてご紹介致します。
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シャーロック役の俳優はカンバーバッチが名演!
代表作がどれかわからない程のクオリティで、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、「ホビットシリーズ」、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密:アカデミー主演男優賞ノミネート」、米タイム誌「2014年俳優による演技トップ10」第1位など、凄まじい活躍が俳優としてのクオリティの高さを物語っています。
シャーロック・ホームズ役(ベネディクト・カンバーバッチ)
主人公シャーロック・ホームズを演じるのは人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。
彼はこの作品でブロードキャスティング・プレス・アワードで主演男優賞を受賞しました。
シャーロック・ホームズを演じるに当たって様々な役作りに励み、禁酒までしたそうです。
お酒好きな方ならお分り頂けると思いますが、仕事の為とはいえ禁酒はかなり辛いものですよね。
それだけドラマにかける意気込みが強かったのかもしれません。
ドラマのシャーロック・ホームズはカールヘアが特徴的でどこか中性的な魅力も感じさせますが、ベネディクトはこのヘアスタイルがあまり好きでは無かったそうです。
彼は最近話題になった映画「ドクター・ストレンジ」に主演していますが、シャーロックとは真逆な雰囲気でしたよね。
それはさておきシャーロック役もとても素敵だったので、ぜひ彼の演技にご注目下さい。
ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン役(マーティン・フリーマン)
シャーロックの助手ワトソン役を務めたのはマーティン・フリーマン。彼もこの作品で英国アカデミー賞テレビ部門で最優秀助演男優賞を受賞しています。
マーティンと言えば「ホビット」シリーズや「シビル・ウォー」など人気作品に出演している事でも有名。
個人的にはドラマ「ファーゴ」のレスター役がとても印象に残っています。
あの弱々しい挙動不審のレスターが犯罪に手を染めていく姿は見事で、演技が上手い俳優さんだなと感じた事を覚えています。
マーティンが出演しているドラマ「ファーゴ」興味がある方はぜひご覧下さい。
メアリー・モースタン役(アマンダ・アビントン)
シーズン3から登場するワトソンの恋人。
ワトソンの恋人メアリー役のアマンダ・アビントンは実際にワトソン演じるマーティン・フリーマンとパートナー関係にありました。
2000年のテレビ共演をきっかけにパートナーとなり、彼らの間には2人の子供がいます。
残念ながら2016年にパートナーを解消してしまいましたが、ドラマの中で恋人同士だった2人が実生活でもパートナーだったなんて驚きですよね。
モリー・フーパー役(ルイーズ・ブリーリー)
聖バーソロミュー病院の法医学者の役を演じ、シャーロックに片思いをしているモリー(ルイーズ・ブリーリー)は、自然に醸し出すその存在感の高さゆえ多くのカンバーパッチファンにも支持されている。
数々のドラマや舞台に出演するだけでなく、子供向け番組のプロデューサーやジャーナリストなど幅広い活躍を見せる女優さんです。
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シャーロックのドラマ&ワトソン
シャーロック・ホームズ=助手ワトソンと言える程2人の関係は有名ですが、ドラマの中でシャーロックは「ワトソン」とは呼ばず「ジョン」と呼んでいます。
有名なキャラクターですがファーストネームで呼ぶとまた違った印象になるのではないでしょうか。
又ジョンはシャーロックがゲイだと思い込み警戒しますが、これもまたこのドラマならではの演出です。
映画シャーロックとのドラマ比較
これまでシャーロックホームズは数々の映画になっていますが、最近のシャーロックホームズはロバート・ダウニー・Jr.が主演した作品を思い浮かべる方が多いかもしれません。
2010年日本で公開されたハリウッド映画「シャーロックホームズ」ではロバート・ダウニー・Jr.がシャーロック・ホームズを演じ、ジュード・ロウがジョン・ワトソンを演じています。
ロバート・ダウニー・Jr.と言えば大ヒット映画「アイアンマン」での主演が有名。更にジュード・ロウも「サイド・エフェクト」や「ファンタスティック・ビースト」などの話題作に出演しています。
人気俳優が共演したハリウッド映画「シャーロックホームズ」は大きな話題になりました。
そんな映画とドラマでは一体何が違うのでしょうか?
一番大きな違いはストーリーの時代背景です。映画は1890年代が舞台になっていますが、ドラマは現代が舞台になっています。
シャーロックは最新機器を駆使して事件を解決していきますが、iPhoneやMacBookなども使用しています。
シャーロック話題のドラマ1.2.3.4.5 NHKBSでも動画配信開始のまとめ!
現代に置き換えたストーリーだからこそ、よりドラマの世界観に浸れるのかもしれません。
イギリスで大ヒットを記録したドラマ「シャーロック」は、時代背景が現代版になり、より親しみが持てる作品になっています。
NHK BSプレミアムでも再放送がスタートしているので、機会がある方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
VODではネットフリックスでご覧いただけます。