2013年公開のレオナルド・ディカプリオ主演映画「華麗なるギャッツビー」
1925年のF・スコット・フィッツジェラルド小説の「グレート・ギャッツビー」を原作にしているこの作品はなんと5度目の映画化。
繰り返しリメイク！それだけ素晴らしいストーリーという事かもしれません。
アメリカ文学最高峰の傑作！男の憧れや女の理想を描く｜華麗なるギャツビーのインテリアやファッションにも注目！
ディカプリオ主演の華麗なるギャツビーの前は、あのマスターピースとして名高いロバート・レッドフォード主演作品だったのを御覧頂いた方もいらっしゃるかもしれませんね？
「華麗なるギャッツビー」の世界は題名の通りとっても豪華。
見ているだけでうっとりしてしまう様な衣装やセットは男女問わず楽しめるはず。
特に衣装は大人気ブランド“プラダ”や“ティファニー”が協力しているので本当に華やかで豪華。
アメリカ文学最高峰の傑作とも称されるストーリーにも注目。
そんな誰もが羨む様な華やかな世界を体感してみませんか？
「華麗なるギャッツビー」の豪華な世界やあらすじについてご紹介致します。
グレートギャッツビーの実話部分の紹介！
小説グレートギャツビーのストーリーラインは、事実を元にして執筆されていると云われています。
その詳細をご紹介します。
ギャッツビーと元恋人デイジー、その夫トムの三角関係は？
作者のフィッツジェラルドとその妻ゼルダの物語をベースに、ゼルダの夫のトムはゴルフの球聖ボビー・ジョーンズがモデルとされています。
ボビー・ジョーンズといえば、アメリカゴルフ界の創始者のように尊敬されている存在で、アマチュアでありながらグランドスラム（メジャー大会制覇）を成し遂げ、マスターズのファウンダーとしても有名ですが、その後すぐに引退して本業の弁護士業に戻った伝説の人物として有名です。
あのジャック・ニクラウスが最も尊敬する人物と自伝の中でも語られています。
但しノンフィクションノベルではなく、小説としては実話をベースにして創作を加え、ストーリーラインを面白く以下のようにアレンジしているといったところのようです。
物語の語り手は、フィッツジェラルド本人ではなく第三者のキャラウェイが行っていたり、重要なキャラクターの一人は球聖ボビー・ジョーンズではなく、女子プロゴルファーのジョーダンベイカーに変えて物語性を高めているようです。
そして物語の核心を織りなすゼルダは２つの州の美人コンテンストでグランプリに輝き、女性のリーダー的な役割の女性。
その当時のアメリカの世相を反映した女性の社会進出や権利の主張等、新しい機会をもたらすべく注目されているアイコンとしてご覧ください。
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フィッツジェラルドの時代を超えた名言！
スコット・フィッツジェラルド Scott Fitzgerald（1894 – 1940）
アメリカ出身で失われた世代「Lost Generation」を代表する作家の一人。
フィッツジェラルドの代表作『グレート・ギャツビー』は、20世紀アメリカ文学の最高傑作のひとつに数えられ、世界近代文学の古典としても評価され小説だけでなく戯曲も数多く手がけたようです。
主な作品は『ラスト・タイクーン』『夜はやさし』『崩壊』『フラッパーと哲学者』など。
近年では大ヒットドラマ「ホワイトカラー」でブレイクしたマットボマー主演Amazonプライムで製作された遺作「ラストタイクーン」。
大恐慌時代にドイツナチス政権の影響力が強い時代に天才映画プロデューサー モンロー･スターと父親的パートナーで映画スタジオオーナーのパット･ブレディとの確執やアカデミー賞映画製作、恋愛模様や裏切りと野心を艶やかに描いた1930年代のハリウッドシーンでのドラマは記憶に新しい所です。
スコット・フィッツジェラルド名言
一回の敗北を最終的な敗北と混同しないように。
Never confuse a single defeat with a final defeatこの世界にはあらゆる形の愛があるが、同じ愛は二つとない
There are all kinds of love in this world but never the same love twice魅力的に愚痴を言うには、天才でなければならない
It takes a genius to whine appealingly翻訳：ISL合同会社
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華麗なるギャツビーの考察やあらすじ解説
1922年のアメリカ。
禁酒法が適用されていたもののウォールストリートでは過去にないほど景気が好調で、一部のセレブ達は毎日の様にパーティを楽しんでいました。
ウォールストリートで働くニックはこじんまりとした家を手に入れますが、その近くにはお城の様な豪邸が。
どんな人物が暮らしているのか気になっているとある日その豪邸で行われるパーティーの招待状がニックの元に届きます。
恐る恐る足を運んでみるとそこはまるで夢の様な世界！
広大な敷地にそびえ立つお城の様な豪邸には映画スターやモデル、政治家やギャングなどあらゆる世界で活躍するセレブ達が集まりパーティーを楽しんでいたのです。
豪華なインテリアや飾りの中で生演奏やダンスが披露され迫力満点の花火まで打ち上げられています。
夢の様な世界にうっとりしているニックの目の前にお城の主人でパーティーの主催者が。
その男の名はジェイ・ギャッツビー！
ジェイとニックはすっかり打ち解け行動を共にする友人となりますが、ジェイにはある目的がありました。
それはニックのいとこであるデイジーという女性。
デイジーはトム・ブキャナンの妻として暮らしていましたが実はトムと結婚する前にジェイと出会い2人は愛し合っていたのです。
ニックの協力の元再び再会を果たしたジェイとデイジー。
お互い恋心が復活し愛し合いますがデイジーには家庭がありすんなり2人が結ばれる事はありません。
果たしてジェイとデイジーの恋の行方は？
更に運命の歯車が狂い始め思いもよらない悲劇がジェイを待ち受けます。
ジェイを襲う悲劇とは一体‥?
ジェイ・ギャツビーとは何者なのか。
なぜお城の様な豪邸に住み毎日豪華なパーティーを開いているのか。
そこには胸が痛くなるほど切ないジェイの思いが詰まっていました。
ぜひその点に注目してご覧ください。
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華麗なるギャツビーのデイジーとメインキャスト紹介！
ジェイ・ギャツビー（演レオナルド・ディカプリオ）
広大な敷地にそびえ立つお城で暮らす謎に包まれた人物。
デイジーに一途な愛情を抱いています。
ジェイを演じたレオナルド・ディカプリオは数々の作品に主演しアカデミー賞に何度もノミネートされていたものの中々受賞する事が出来ませんでした。
そんな彼も2016年公開の「レヴェナント：蘇りし者」で念願の主演男優賞に輝きました。
なんと5度目のノミネートで初受賞。
まさに悲願の受賞と言えるかもしれませんね。
ニック・キャロウェイ（演トビー・マグワイア）
デイジーのいとこ。ウォールストリートで働きながらジェイの友人として行動を共にします。
ニックを演じたトビー・マグワイアは実生活でもレオナルド・ディカプリオとは仲が良く大親友。
2人で世界中を旅する間柄だそうです。
又ヴィーガンとしても知られヨガを愛するなどライフスタイルはとってもヘルシー。
2017年制作のアニメ映画「ボス・ベイビー」で声優として出演しています。
デイジー・ブキャナン（演キャリー・マリガン）
イーストエッグに豪邸を構えるトム・ブキャナンの妻。
トムと出会う前はジェイと恋人同士でした。
ストーリーを大きく動かすデイジー役にはキーラ・ナイトレイやスカーレット・ヨハンソン、ナタリー・ポートマンなどが候補に挙がったそうです。
名だたる女優の中デイジー役を見事手にしたキャリー・マリガンは主にイギリスで活躍する女優。
実生活ではイギリスのフォークロックバンド“マムフォード・アンド・サンズ”のボーカル マーカス・マムフォードと結婚し2015年出産しています。
出産した年に制作されたイギリス歴史映画「未来を花束にして」で主演を果たしハリウッド映画賞主演女優賞に輝きました。
トム・ブキャナン（演ジョエル・エドガートン）
デイジーの夫でイーストエッグに豪邸を構えていますが、マートルという女性と不倫しています。
デイジーを巡ってジェイと争う事に。
不倫をしているにも関わらず妻デイジーを手離したくないという身勝手な人物です。
トム・ブキャナン役には当初ベン・アフレックの名前が挙がっていましたがスケジュールの都合がつかずジョエル・エドガートンに決まったそうです。
ジョーダン・ベイカー（演エリザベス・デビッキ）
プロゴルファーでデイジーの友人。
ジェイの秘密を握りデイジーとの仲を取り持ちます。
ジョーダンを演じたエリザベス・デビッキは2017年公開の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス」でアイーシャ役を演じています。
マートル・ウィルソン（演アイラ・フィッシャー）
ジョージの妻でトムの愛人。
ジョージ・B・ウィルソン（演ジェイソン・クラーク）
ガソリンスタンドを営む貧しい男性。
マートルの夫。
狂い始めた運命の中に立たされ過酷な末路を辿ります。
ある意味物語を大きく動かす人物と言えるかもしれません。
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デイジーとジェイのファッションマニュアル！
この作品で女性の衣装を提供したのは“プラダ”や“ミュウミュウ”
まさに女性が憧れを抱くトップブランドですよね。
そんな有名ブランドが手がけた衣装は豪華絢爛。
1922年という時代背景を考えつつ近未来的な要素が詰まっています。
特にデイジーのパーティードレスはプラダのシャンデリアドレスが使用され、その名の通り宝石を散りばめた様なデザインは豪華で思わずうっとりしてしまいます。
デイジーは女性らしく可愛いイメージのドレスが多くカラーも淡い色のものを使用しているのですが、一方デイジーの友人であるジョーダンのドレスは黒がメインで大人のカッコいい女性といった印象。
プロゴルファーで自立した女性という設定が上手く衣装に現れている！
2人の女性の衣装の違いに注目していただくとより楽しめるかもしれません。
又女性が身につけている豪華なジュエリーはティファニーのもの。
一体どのくらいの金額のジュエリーなのかと考えてしまう程豪華すぎるジュエリーが惜しみなく登場します。
衣装やジュエリーを見ているだけでも夢の様な世界を味わえる事がこの作品の魅力の一つです。
ジェイやその他の男性のパーティー衣装はブルックスブラザーズのもの！
ブルックスブラザーズと言えば1818年創業の世界で最も歴史あるブランド。
世界中の大富豪に愛されリンカーンやケネディ、オバマと言った歴代の大統領が愛用するブランドとしても知られています。
どれほど由緒あるブランドなのかがお分かり頂けるのではないでしょうか。
そんな由緒ある数々の豪華な衣装が登場。
ジェイは様々なシーンでクラッシックな素材をベースに高級感漂う衣装を身にまとっています。
特にジェイがパーティーシーンで身につけていた黒のタイは結んだ時に白い縁取りが見えとってもオシャレ。
デイジーと再会を果たした際に着ていた白のスーツは高級感がありつつ爽やかさやデイジーに対する一途な愛情を表しているかの様。
男性女性共に豪華な衣装が目まぐるしく登場しますのでぜひ衣装に注目してご覧ください。
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華麗なるギャツビーのインテリア！
豪華すぎるほどの衣装をご紹介させて頂きましたがインテリアにも注目。
ジェイの豪邸にあるインテリアや食器はティファニーのもの。
重厚感がありクラッシックな雰囲気のインテリアは現実を忘れさせてくれる程華やか。
もちろんジェイが住むお城の様な豪邸も見所の一つです。
又ジェイが愛用するクラッシックカーはオシャレでカッコ良く男性には堪らないかもしれません。
とにかく衣装からインテリアまで豪華絢爛で夢の様な世界が味わえますので、ストーリーと共に豪華な世界観をお楽しみ頂きたいと思います。
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グレートギャッツビーまとめ！
多くの謎に包まれた人物ジェイ・ギャツビーを中心に華やかな世界を描いた「華麗なるギャツビー」
豪華な衣装やインテリアはもちろん、ストーリー展開も面白く作品の世界観に引き込まれるはずです。
ジェイ・ギャツビーの想いや過去を知れば益々この作品を好きになるのではないでしょうか？
ファッションがお好きな方にもオススメ。
「華麗なるギャツビー」の豪華絢爛な世界観を一度味わってみてはいかがですか？